定額音楽配信サービスは全盛期へ。普及の鍵は“ゼロレーティング”⁉︎

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定額音楽配信サービス Spotify
 
定額音楽配信サービスの最大手・Spotifyがいよいよ今年、日本市場にも参入するという。
今後、既発のApple MusicやGoogle Play Music、LINE MUSICなどとの競合がさらに熾烈化していくだろう。
 
日本国内ではCD不況が続いているが、世界的にはCDはおろかダウンロードさえも衰退している
音楽の楽しみ方は、これから定額制ストリーミングによる聴き放題サービスが主流になっていくだろう。
 
世が定額音楽配信サービスに移行していくにあたって、課題となるのがLTEの通信制限だ。
現在は大手3キャリア、MVNOともに、月々○GBまでという制限を設けているところがほとんどだが、 これではせっかく聴き放題なのにWi-FI環境下でしか十分には楽しめない。
端末に保存すればオフライン再生もできるが、いちいちその作業をするのも結構な手間だ。
MVNOのなかには3Mbps程度の通信速度で制限なしのプランのものもあるが、ストリーミングの際にどのくらいの速度があれば支障なく音楽を楽しめるのか、そもそも実効速度で安定してその数値をキープできるかがわからない。
 
この現状を打開する可能性を秘めているのが、「ゼロレーティング」というサービスである。
ゼロレーティングとは、スマホで特定のサービスのパケット料金を無料にする手法のこと。
たとえば、今夏MVNOへの参入が発表されたLINE MOBILEは、LINEやFacebook、Twitterを使用する際に発生する通信料を完全に無料にするサービスを謳っている。さらに、将来的にはLINE MUSICなどの音楽ストリーミングにも対応していくとしている。
 
定額音楽配信サービス Spotify
 
こういう挑戦的なサービスは、個人的に大手3キャリアにこそ展開してほしいと思う。
MVNOはどうにも通信速度に不安定なイメージがあるので、メインで使っていくには少し心もとない。
安定した通信サービスを提供できるキャリアでこそ、ゼロレーティングも活きてくるというもの。
実現すれば、近年増加するキャリアからMVNOへのユーザー流出を食い止める対策にもなりうると思うのだが……。
 
ユーザーとしては損はしないサービスなので、もっと普及してくれることを願うばかりだ。

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