映画「君の名は。」を観てきたので感想など(ネタバレなし)

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2016-10-01-17-52-36 
今や興行収入が100億円を突破した新海誠監督の最新作「君の名は。」だが、ぼくは公開されてすぐの週末に観てきた。
文字どおり今夏最大のヒット作品なので今更感があるが、ひと月前の記憶を遡って感想などを残しておこうと思う。
ネタバレなしなので、まだ映画を観ていない人もご安心を。

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あらすじ

千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。

町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。
 
「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」
 

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。

行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。二人は気付く。
 
「私/俺たち、入れ替わってる!?」
 

いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。

入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。
 
「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」
 
辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた……。
 
出会うことのない二人の出逢い。運命の歯車が、いま動き出す
 

公式ムービー

 

感想(ネタバレなし)

昔からキラキラした青春モノが大好きなぼくは、公式ムービーがドストライクに心の琴線に触れ、あまりにもこの作品が観たすぎて、公開前に発売された小説版を映画よりも先に読み切ってしまったほど。
なので、物語の全貌や世界観を把握したうえでの鑑賞となった。
 

映像がとにかく美しい

まず、映画が始まってすぐ、ただひたすら映像の美麗さに胸を打たれた。
新海誠監督の作品は過去にDVDで「秒速5センチメートル」を観たくらいだが、映画館の大スクリーンで観ると圧巻の一言。
都会のビルが並ぶ風景から、田舎の山々、果ては太陽の光まで、従来のアニメーションのレベルを超越している美しさ。
じゃあ写真や実物のようなのか? と言われれば、決してそうではない。
新海誠監督の映像は、あくまでもリアリティを追究した美ではなく、芸術だからこそ表現できる美の極地にある。
アニメって、こんなにすごいんだぜ! と胸を張って言えるほどの映像美だった。
 
また、今作は新海誠監督の作品として初めてキャラクターデザインを田中将賀氏(「とらドラ!」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」)が手がけており、登場人物も魅力的だった。
「秒速5センチメートル」を観た時、正直、映像は綺麗だけどキャラクターの絵はちょっと……という感想を抱いてしまったので、今作の田中氏の起用は大正解だと思う。

青春×SF=大好物

ストーリーとしては、青春モノにSF要素がうまく織り交ぜられ、よくできていると感じた。
細かいところにツッコミどころはあるものの、おそらくターゲット層であろうティーン世代にヒットするのも頷ける内容。
ぼくは青春×SFな作品が大好物なので(細田守監督の「時をかける少女」など)、同じような人なら絶対ハマるはず。
言うて、もうぼく、アラサーなんだけども。でも大好きなんです、青春モノ。
 
この作品は物語の種明かしがわかったうえで観直すと、より楽しめる作りになっていると思うので、その意味では先に小説版を読んでいたぼくは、初見でありながら2回目のような感覚でストーリーを楽しめたのでよかった。

RADWIMPSの音楽が映画を彩る

 
映画「君の名は。」の音楽は、主題歌や挿入歌、BGMまで、すべてRADWIMPSが制作を手がけている。
ぼくは主題歌「前前前世(movie ver.)」はもちろん、予告ムービー2の後半に流れていた挿入歌「スパークル(movie ver.)」が好きすぎて、映画のオリジナルサウンドトラックを買ってしまった。
……初めて聴いた時にBUMP OF CHICKENと間違えてしまったのは、ここだけの話。
 

総評

大ヒット作品なので、すでに多くの人が観ているかとは思うが、まだの人は観に行って損のない映画だと思う。
いま青春の真っ只中にいる学生から、かつて青春を過ごした社会人まで、幅広く愛される作品になっている。
もちろん、ぼくのようにキラキラした青春に憧れを抱く青春コンプレックスな人たちも、ぜひ(笑)。
 

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