
記事によると、9月にも大幅な量産をおこなうとのこと。
今年も新型iPhoneのリーク情報や画像が活発に出回る時期になってきた。
主に中国の電子ネタを取り扱っている大手ニュースサイト・EMS Oneは「iPhone 7」シリーズについて、どうやら全6色の展開となるようだと報じている。
既存の「スペースグレイ」、「シルバー」、「ゴールド」、「ローズゴールド」に加え、新たに漆黒に近い「フォーマルブラック(仮)」、藍色のような「ディープブルー(仮)」が追加されるのではとの予想だ。
ここでぼくが思ったのは、もしかして次のiPhoneって「iPhone 7」という名称じゃないのでは? ということ。
ぼくがそう考える根拠は2つ。
(1)新型iPhoneのデザインは現行のiPhone 6シリーズからほぼ変化なし

出典:http://www.appbank.net/2016/07/06/iphone-application/1224033.php
こちらが最近流出したiPhone 7とされる画像だ。
大きくなったカメラやDラインの廃止こそ見受けられるものの、全体的なデザインはiPhone 6とほぼ変わらない。
イヤホンジャックがないとか防水性が向上しているとかはさておき、ここまでそれほど変化のない端末にAppleが新しいナンバリングをつけるだろうか。
そして、これがiPhone 7として世に出た時にユーザーは納得するだろうか。
さらに、engadgetによると、iPhone発売から10周年となる2017年には新ガラス筐体と有機ELを採用したまったく新しいiPhoneが発表されるともある。
であれば、今年のマイナーチェンジ(といっても差し支えない程度の変化だろう)なiPhoneが、新ナンバリングの「iPhone 7」とはならない可能性もあるとぼくは予想する。
むしろ、来年に出るとされている大刷新モデルこそ、本当の「iPhone 7」なのではないだろうか。
(2)新型iPhoneのカラーバリエーションは「6色」
先述のとおり、新型iPhoneは、iPhone 6とほとんど変わらない見た目でカラバリが全6色であるという。
これだけ聞くと、なんだか、“ある端末”が思い浮かばないだろうか?

出典:http://yesmvno.com/iphone-uqmobile/
そう、その昔、iPhone 5とほとんど変わらない見た目でカラバリが全5色だった端末があったのだ。
「iPhone 5c」である。
今回のカラバリ6色報道を見た時、ぼくは真っ先にこの端末が思い浮かんだ。
このiPhone 5cは、いわゆる廉価版iPhoneとして発売されたものの、蓋を開けてみればスペックが前世代のiPhone 5と同程度のわりに大して安くなったわけでもなく、Appleが期待したようには売れなかった。
だが、もしAppleが先のiPhone 5cの失敗を、中途半端に高い価格設定と型落ちスペックのせいだったと分析していたなら。
Appleが今年の新型iPhoneでカラバリが豊富なフラグシップモデルとして再度リベンジする可能性も十分にありえるのではないだろうか。
むしろ、今までリークされた情報を見ているかぎり、そのくらいのインパクトがないとユーザーが納得しないレベルのマイナーチェンジに終始してしまっているようにも感じる。
以上の理由から、ぼくは今年の新型iPhoneを「iPhone 7」ではなく「iPhone 6c」だと大胆予想する。
もしくは、「6c」というネーミングでないにしても、新しいナンバリングではなく、あくまでも「6」シリーズの強化版という取り扱いになるのではないかと考えている。
まあ、ぼくの勝手な推測が当たるにせよ外れるにせよ、今後とも新型iPhoneのリーク情報には注視していきたい。
ちなみに、毎年iPhoneを買い換えているぼくだが、年々価格も上がってきているし、今年はどうしようかちょっと悩む。
何かとてつもなく魅力的な新機能とかがないかぎり、現行のiPhone 6sでも十分すぎるとは思っている。