
出典:review.ge
グルシアのWEBサイト・review.ge がスクープ情報として、新Xperiaについての記事を公開している。
それによると、どうやら名称は「Xperia XZ」となるようで、5.2 インチディスプレイや 2.5D カバーガラス、Snapdragon 820 プロセッサ、 2,300 万画素のリアカメラ、1,300 万画素のフロントカメラ、デュアル LED フラッシュなどを搭載しているそう。
しばらく続いたXperia Zシリーズが終わりを告げ、Xperia X Performanceなる、ヘンテコなネーミングセンスの端末が出たと思ったら、今度はXperia XZ……。
今のSONYはもう何がしたいのかよくわからない。
歴代デザイン
Xperia Z~Z4(左からZ、Z1、Z2、Z3、Z4)


(Z~Z4までの比較画像は、SONY製品に関する記事を更新されているブログ「ソニーが基本的に好き。」様からの引用)
Xperia Z5

Xperia X Performance

デザインを見るとわかるかと思うが、Xperia、ほとんど見た目が変わってない……!
スペックや細かな機能は確実に強化されているものの、オムニバランスデザインというコンセプトのもと作られた端末なため、デザインに大きな変化がない。
そのため、ぼくのように特段SONYファンではない者からすれば、新型をリリースしてもあまり目新しさが感じられないのが正直な感想だ。
実際、Zシリーズが頻発されていた当時などは、「SONY、また同じようなの出してるなあ」としか感じなかった。
オムニバランスデザインは、とてもかっこいいものではあるけれど、やはりそろそろ目新しさがほしいところ。
リリース間隔
世代 |
端末名 |
リリース日(※docomo版) |
第0世代 |
Xperia Z |
2013年2月 |
第1世代 |
Xperia Z1 |
2013年10月 |
第2世代 |
Xperia Z2 |
2014年5月 |
第3世代 |
Xperia Z3 |
2014年10月 |
第4世代 |
Xperia Z4 |
2015年6月 |
第5世代 |
Xperia Z5 |
2015年10月 |
新世代 |
Xperia X Performance |
2016年6月 |
近年のXperiaシリーズのリリース日をまとめると、上記の表のようになる。
ざっと見てわかるとおり、リリースの間隔が短すぎる。およそ半年に一度はフラグシップの新端末が出ている算段で、もはや乱発の域だ。
スマホのスペック競争が頭打ちだとされているこの時代に、そんな頻繁に新しいものを出す意味はあるのか個人的には疑問符。
1~2年に一度でもいいので、しっかり作り込んだものを世に出し、それを丁寧にアップデートでサポートしていくほうがいいのではと思う。
ネーミング法則
Xperia Z→Xperia Z1→ Xperia Z2→Xperia Z3→Xperia Z4→Xperia Z5ときて、最新作はXperia X Performance。
そして、このあと噂されているのが、Xperia XZ。
なんだか、法則性がめちゃくちゃである。
もし今回のXZという名称が事実なら、その後継機はXperia XZ2になるのだろうか? それともXperia XYZとか?
どちらにしても、なんだかとても不格好だ。
個人的に、スマートフォンのナンバリング形式でのネーミングは、そろそろ限界を迎えるのではと予想する。
これはiPhoneに対しても思っていることで、黎明期ならまだしも、このままどんどん歳月が過ぎた時、名称がiPhone 18とか、iPhone 24sとかになっていくとは思えない。
おそらく、どこかで端末名自体を変更するか、ナンバリングを廃止する選択が迫られることになるだろう。
ぼくは、フラグシップモデルはただシンプルに「iPhone (2016)」、「Xperia (2016)」などとしたほうがよいのではと考えている。
ネーミング法則について、今後、スマートフォン業界がどのような方向性に舵を切るのか気になるところだ。