
海外で文字どおり爆発的に話題沸騰中のSAMSUNGの新製品「Galaxy Note 7」について、国内では少なくともdocomoとauから冬モデルとして発売される可能性が高くなっている。
docomoについてはblog of mobileが「SC-01J」として認証機関を通過したとの情報を、auについてはGpadが型番「SM-N930」が公式サポートページに登場したとの情報をそれぞれ伝えている。
また、Eventer LifeもGalaxy Note 7の製品ページにdocomoとau向けの隠しリンクの存在を伝えており、この2社から発売されるのはほぼ間違いなさそうだ。
Galaxy Note 7のスペック
- 型番: SM-N930J
- OS: Android 6.0.1 Marshmallow
- CPU: Samsung Exynos 8890 64bit 14nm process (2.2GHz x4 + 1.6GHz x4) Octa-core processor
- GPU: ARM Mali-T880
- RAM: 4GB LPDDR4
- ROM: 64GB UFS 2.0
- サイズ: 153.5×73.9×7.9mm
- 重量: 169g
- ディスプレイ: 5.7インチ Dual-edge Super AMOLED マルチタッチ 静電容量式 ゴリラガラス5採用
- 解像度: 2560×1440 WQHD (518ppi)
- カメラ: 12MP(背面 OIS F1.7) LED フラッシュ付き 5MP(前面 CMOS F1.7)
- ネットワーク: FDD-LTE / TDD-LTE(WiMAX 2+) / W-CDMA / GSM/li>
- パケット通信: LTE Cat.9 or 10 or 12, HSPA+, EDGE, GPRS
- SIM Slot: nanoSIM
- 通信: WiFi 802.11 a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.2
- センサー: GPS, Gセンサー, 近接センサー, 光センサー, デジタルコンパス, ジャイロスコープ, 気圧, 心拍, 指紋センサー, NFC
- 外部端子: microSD(Max 256GB), USB Type-C, 3.5mmオーディオジャック
- バッテリー: Li-Poly 3500mAh
- 筐体カラー: ブラックオニキス、ゴールドプラチナ、ブルーコーラル、シルバーチタン
- その他: スタイラス(S-Pen)、IR (虹彩認証機能) 搭載、ワンセグ、防水防塵(IP68)、急速充電 (Quick Charge 3.0)、ワイヤレス充電 (WPC, PMA) 対応
※Gpadより引用。なお、スペック情報は公式のものではなく、グローバルモデルを参考にした情報とのこと。
気になるリコール問題
Galaxy Note 7といえば、アメリカや韓国などで充電中にリチウムイオンバッテリーがオーバーヒートし、発火や爆発するとの申し出が相次いでいる。
それを受け、SAMSUNGはアメリカ国内で販売された100万台の同製品を対象にリコールが発令された。
サムスン「Galaxy Note 7」アメリカで100万台リコール バッテリー過熱・発火相次ぐ(THE HUFFINGTON POST)
日本で発売された時にどうなるか、購入を検討しているユーザーは心配かもしれないが、SAMSUNGは今回の一件について、公式サイトにサポート情報を掲載している。
海外やオンラインで販売された「Galaxy Note7」について(SAMSUNG)
はっきりと明記されているわけではないが、日本国内で販売されるぶんについては、リコール後の品質の状態であると考えていいだろう。
また、「Galaxy S7 edge」などをはじめとするGalaxy製品についてはまったく問題がないので、引き続き安心して使用可能とのこと。
ただ、この公式サイトのサポート情報には、なぜGalaxy Note 7に対してリコールが発令されたのかなど説明が一切なく、初見の人に不親切なトピックスとなっている点がいただけないとは思う。
いずれにしても、おそらくdocomoとauから発売されるであろうGalaxy Note 7について、今後の続報に期待しよう。