Android Police(via ガジェット通信)によると、Googleが10月4日(現地時間)に開催する「Made by Google」イベントでは、PixelスマートフォンやVRプラットフォーム「Daydream」に加え、ついにAndroid OSとChrome OSの統合が発表されるかもしれないとのこと。
Google社内では、このOS統合プロジェクトを「Andromeda」と呼称しているらしい。
AndroidとChromeの開発を指揮しているHiroshi Lockeimer氏も、自身のTwitterにて、10月4日に重大発表をおこなうことを示唆するツイートを投稿している。
また、スマホ評価・不具合ニュースも、GoogleがこのAndromeda OSをNexus端末でテストしているとの情報を伝えており、これまでOSの統合をことあるごとに否定してきたGoogleだが、ここにきていよいよ噂に信憑性が帯びてきたかたちだ。
個人的には、MicrosoftのWindows OSもそうだが、世の中が単一のOSでスマホやタブレット、PCを動かそうという流れに向かっているのは賛成。
単一化することで、端末間でよりシームレスな連携が実現するだろうし、アプリケーションの可能性の幅も広がるというもの。
むしろ、開発元が同じなのに別々のOSを使用するメリットのほうが少ないと思う。
しかし、この時流に逆らう動きを見せているのがAppleだ。
Appleは現在、iOS、macOS、tvOS、watchOSという4つのOSを取り扱っている。

出典:Apple公式サイト
このなかで、特にiOSとmacOSは、連携性こそ優れているものの、完全に別個のOSとして機能している。
そしてApple自身、明確な役割分担ができていないような印象を受ける。
たとえばiPad Proシリーズでは、Smart Keyboardを用いてPCライクに使用できることを売りにしているものの、役割がmacOSと食い合うかたちになってしまっている。
iOSのナンバリングが増えてきた今、iPhoneのネーミング法則も含めて、改めてOSや端末のあり方を見直す時期にきているのかもしれない。