どうも、ぱんへいです!
新型iPad Pro 10.5インチが発表されましたね!
かねてより嫁の仕事用MacBook Air 11″(2012)の買い替えを検討していました。
というのも、嫁機はぼくがMacBook Pro 13″(2016)を購入したため使わなくなったお古なのです。
さすがに主夫のぼくがMacBook Proを使って、バリバリ仕事をする嫁が5年目のMacBook Airでは申し訳ない。
ということでこの度、iPad Pro 10.5インチの購入を決意しました。
もうせっかくなのでSmart CoverもApple Pencilも買って、使い倒してもらいましょう。
ではでは、以下開封レビュー。
iPad Pro 10.5インチ開封レビュー
改めて今回買ったのは、
・iPad Pro 10.5インチ シルバー Wi-Fi 64G
・Smart Cover JISキーボード
・Apple Pencil
・Apple Care+
のフル装備!合計 税抜き107,800円でした。
Appleの公式サイトから購入したのですが、バッグ内の合計金額を見たときはさすがに手が止まりましたね。
ついに登場、Smart Cover JISキーボード。
ついにSmart CoverにJISキーボードが追加されました。今回のWWDCでこれが一番気になった方もいるのではないでしょうか。
我が家でも惜しむことなく購入しました。タイピングは業務上必須なので、これがないとiPadが仕事で使えるのか判断できませんからね。
触ってみた感想ですが、押し心地は思った以上に良く、反応もいいです。テキストの入力は通常のタイピングと変わりなく使用できます。感触はバタフライキーボード第1世代より良いかもしれません。いやバタフライキーボード全般より良いと感じる方もいるかも。
一応キーボードは耐水加工っぽいですが、コーヒーをドバーっとしたときはiPadの方が逝きかねないので速やかに持ち上げましょう。
使ってみたかった、Apple Pencil!

ピコ太郎のヒットに多大な影響を与えたかもしれないトンデモ充電方式のApple Pencilですが、使いやすさは折り紙付きです。
新型iPad Proではフラッシュレートが60Hzから120Hzに引き上げられ、Pencilの反応がより正確になりました。
これまでPencilを使ったことがないので比較はできませんが、iPad初見の嫁がノートアプリで図や文字をなんのためらいもなく書き込めている様を見ると感動的です。

GoodNote4使用。(嫁の業種がバレそう。)
MacBook Airからの置き換えられるか
嫁が使用しているMacBook Air 11″は、ぼくがかれこれ4−5年使ってきたものです。
今回、この代わりとしてiPad Proを購入しました。
嫁としては、
・Pages
・Keynote
が業務で必要です。
そして日々持ち歩くので、携帯性も重要です。
はたしてiPad ProはMacBook Airからの置き換えとして機能するのでしょうか。
1週間使ってみた結果をご覧ください。
Pagesはまだまだなレベル。Keynoteはそこそこ使える。

MacOSのPagesでできて、iOSのPagesでできないことはいくつかあります。
たとえば、
・表の線のデザインや色の変更ができない
・字間の調整ができない
など、意外と使えない機能が多くあります。
またタッチパネルでの操作を基本とするので、Macでの操作とかなり変わる部分もあります。
オブジェクトを回転させるときは指2本で抑え、回転させます。これが結構めんどうです。
素直にMacと同じインターフェイスにするか、iPad Proの特徴を活かしてApple Pencilを使えるようにするのか。現状はどちらでもなく、ただの劣化版Pagesです。
利用者が少ないのかイマイチ最適化されていないことは残念ですね。ビジネス仕様を念頭に開発するなら今後はしっかり対応してくれることを祈ります。
Keynoteは編集に関しては問題なく行えます。アニメーションも使用できますし、画像の挿入も可能です。
新型iPad Proの高いスペックのおかげで、Keynoteの立ち上がりや動作は驚くほど安定しています。
iPad Proで良かったこと。
MacBook AirからiPadに代えて期待することとして、携帯性の向上があります。
新型iPad Proでは画面サイズが10.5インチモデルが登場しました。画面サイズは20%大きくなりましたが、全体のサイズや重さは以前のiPad Pro 9.7″とほとんど変わりません。
具体的にいうと、10.5″ Wi-Fiモデルは469 gです。Smart Coverを装着した状態で715g程度でした。
当然ですが、Macbookシリーズに比べ軽量なので女性の持ち歩きには適しているでしょう。
バッテリーも一日使用する分には持つようです。外出用としては非常に優秀ですね。
果たして嫁の反応は?
今回の新型iPad Proでは様々なスペックが向上しました。
特に画面サイズやフラッシュレートはすぐに体感できる改良点でしょう。
とはいえ、嫁にとってはスペックやらの向上には関心ありません。
重要なことは仕事で問題なく使えるのか、なにか便利になるのかという具体的な体験の向上です。
残念な点
正直に言えば、ぼくから見ても、MacBook Airでできていたことができなくなっていると感じます。特に日常的に使うPagesがあの有様であったのは残念でなりません。
できなくなった部分は妥協したり他の工夫で補っている状況です。速やかに品質向上していただけることを祈ります。
(もともとiPadでしかPagesを使ったことがないなら気にならないかもしれません。)
良かった点
やはりApple Pencilを使用できる点は強烈です。
仕事のやり方を変えてしまうほどの威力があります。
例えば、これまで会議や業務の中で、紙のノートに図やメモを書き記しておきつつ、MacBook Airで文章を打っていくという煩雑なスタイルだったのが、iPad ProとPencilだけですべて完結します。
情報を一箇所で管理でき、それを他者と共有することも、他の仕事に持ち出すことも簡単です。この点は今後使えば使うほど効率が上がってくる部分だと思います。
iPadだけで仕事をする
自宅や外出時はiPad Proに一本化することができました。もう我が家ではMacBook Airはただの重いフリスビーです。
しかしそれは、勤務先でiMacを使用しており、先述したPagesの問題をそちらで解決できるからです。
やはり究極の意味で「iPadだけで仕事をする」のは難しいと感じます。
とはいえ、新型iPad Proはそれに耐えうるだけのスペックと可能性を秘めており、Macでは叶わないPencilの恩恵を受けることができます。
これらを最大限に活かすことができれば、MacBookを超える存在になり得ると思います。
この秋に登場するiOS11を楽しみに待ちましょう!