ひろりんの半月板損傷日記④ ~看護師さんが優しく抜いてくれました~

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半月板損傷日記

こんにちは! ひろりんです!
 
本日の記事は、半月板損傷日記・第4回です。
最近、半月板の記事とPUBGモバイルの記事しか書いてないけど、ここは本当にガジェット系ブログなのか!?
ブログタイトル改名しなくて大丈夫か!?
 
大丈夫だそうです。(ぱんへい曰く)
 
まあ、あれですよ。ガジェット系の記事も、もちろん書いていきますよ。
でもね、今は何も製品を買ってないのでネタがなくて……
かといって、ニュースの記事とかはあまり書きたくないんですよね。
そういうのは大手さんの仕事でさぁ、うちみたいな弱小ブログがやったってねえ……。
ニュース記事書くなら、そのニュースについてしっかりと掘り下げた記事にしたいですね。
というわけで、そういった記事も近々書きますので……
 
では第4回、今日も元気にいってみましょーう!(笑)

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前回までのあらすじ

朝、起きて布団を勢いよく蹴り上げたところ、半月板を損傷してしまったひろりん!
人生で初めての入院、手術をおこなうことに。
 
手術当日、全身麻酔にできるだけ抗おうと試みるも、一瞬で意識を持っていかれて……!?
(※二流ラブコメ漫画みたいなあらすじ)

2月4日(月)~5日(火)

目が覚めたのは、ベッドで病室まで運ばれている最中だった。
何が起きたのかわからない。思考はまだぼーっとしていて、うまく整理がつかない。
病院の廊下にある時計が目に入った。18時半だった。
手術開始から、実に3時間弱が経過していた。
1時間くらいで終わる手術と聞いていたのに、時間が経ちすぎだ。
付き添いの母がぼくに向かって言った。
 
「手術、半月板の部分切除から縫合術に方針が変わったのよ」
 
曰く、いざ膝を開けてみると、損傷の具合が縫合術が適応できるものだったそう。
その場の医師の判断で、将来的なリスクも考え、部分切除から縫合術に切り替えたとのこと。
道理で時間が経ちすぎているわけだった。
 
連れて行かれた病室は、さっきの大部屋ではなく、個室だった。
術後、一日だけナースステーションが近い個室に泊まるのだそうだ。
病室に戻ると、徐々に脳が覚醒してきた気がした。
身体に電気毛布が被せられていて、暖かく、汗ばんでしまうほどだった。
全身麻酔中は体温調節ができなくなるので、こうやって温めるのだそうだ。
 
右足には、まるで漫画のように大きなギプスが巻きつけられていた。
酸素ボンベがつけられたままで、胸や腕などにはたくさんのコードが繋がれていた。
そのなかで一箇所、自分でも気持ちの悪い違和感を覚えるところがあった。
男性器の周辺だった。
ジュク……ジュク……という鈍い痛みのような、不快感のような感覚が、一定の間隔で襲ってくる。
生まれてはじめて経験する感じだ。
この痛みの原因は、全身麻酔を下調べした時に書いていた尿道カテーテルだとすぐにわかった。
 
「あの、このカテーテルはいつ抜いてもらえるんですか」
「これは明日の朝までつけていてもらいます」
 
看護師が笑顏で恐ろしいことを言ってのけた。
明日の朝まで……? ということは、あと12時間以上この痛みと付き合わなきゃいけないってことか?
 
幸い、右膝に関しては、術後の痛みはまったくなかった。
まだ麻酔が残っているのかもしれないし、ギプスで完全に固定されているからかもしれない。
それはとてもありがたい。のだけれど。
 
ジュク……ジュク……ジュク……!
 
カテーテルによる、尿が垂れ流しになっているような感覚と周期的に訪れる痛みが、気持ち悪くて仕方ない。
 
「いまコレを外したら、尿がダダ漏れになっちゃいますよ~」
 
ぶっちゃけ、それでもいいから外してほしかった。
なぜなら術後、下着には紙パンツが着用されていたから。
これなら尿がダダ漏れになったところで、特に心配する必要はないだろうに。
 
「ちなみに、抜く時もなかなか痛いですよ~」
 
……いちいちビビらせるの、やめてくれませんか。
そんなわけでぼくは、朝まで尿カテーテルの痛みと付き合っていくことになった。
 
この日は、当たり前だが終日絶食。
術後、両親が帰ってから個室にひとりきりになったぼくは、iPhoneを触れるくらいには心身状態が回復していた。
SNSやニュースを見たり、AirPodsをつけてYouTubeを観たりして、暇をつぶすぼく。
だが、時々襲ってくる下腹部の痛みは、麻酔が切れていくにしたがって強まる一方だった。
 
21時に消灯になった。
だが、もちろんぼくは痛みのせいで眠ることができなかった。
 
消灯後、寝静まったはずの院内で、時々うめき声のような、叫び声のような奇声が聞こえた。
軽くサイコホラーだった。
気を紛らわせるためにずっとAirPodsをつけていた。
 
看護師が定期的に巡回にきた。
そのたび、「眠れませんか?」「大丈夫ですか?」と訊いてきてくれる。
 
大丈夫じゃないんだなあ、これが。
 
下腹部の痛みは時が経つごとに増してくるし、イヤホンをしていても奇声は聞こえるし。
時間が経つのが本当に遅くて、何度時計を確認しても数分~十数分しか経っていないことに絶望した。
YouTubeのPUBG MOBILEのストリーマー・れいしーさんのプレイ動画を延々と観続け、やり過ごした。
そうして、なんとか朝方まで痛みを我慢し、朝の6時を迎えて巡回にきた看護師にぼくは訊ねた。
 
「あのう、朝になりましたけど、カテーテル抜いてもらえますか……?」
「あー、10時くらいに抜かしていただくことになってるんで、もうちょっとですね。どうしてもつらいなら抜きますけど」
「どうしてもつらいのでお願いします(即答)」
 
懇願して、カテーテルを抜いてもらえることになった。
抜く時もめちゃくちゃ痛いと聞いていたのだけど、それ以上に挿しっぱなしの痛みのほうがつらかったので。
 
「じゃあ、抜きますよー」
「お、お願いします(ドキドキ)」
 
ニュル、ニュルニュルッ!
わずか2秒ほどで抜き終えたそれは、なんというか、火傷したような感じの痛さだった。
敏感な尿道にカテーテルがこすれる感覚。
確かに痛いことは痛いけれども、挿しっぱなしの不快感に比べたら、大したことのない痛み。
抜いてくれた看護師が上手かったのだろうか。
 
そんなわけで、ぼくはようやく尿カテーテルの痛みから解放されたのだった。
下腹部に違和感がない。なんて幸せなこと!
全身麻酔において、一番のネックはこのカテーテルなのだと身をもって確信した一日だった。
 
余談だが、カテーテルを抜いたあとの初めてのおしっこは、ものすっっごい変!
明らかに出方がおかしくて、ドピュッ! ピュッ……ドッ! ドパッ! ビュピュッ!って感じ。
自分のなかでもう二度と体験したくない、苦い思い出となった。
 
~続く~
 
 
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