新曲「新しい朝」を公開したので、お知らせや制作の裏話など……

新曲「新しい朝」を公開したので、お知らせや制作の裏話など……

こんにちは、ひろりんです!
 
先日、「エンドロール」という楽曲を公開したことに伴って、裏話的な記事を投稿しました。
 
 
それに続きまして、今回、「新しい朝」という新曲を公開しましたので、同じく裏話的な記事を書かせていただきます。
 
今回も頑張って作りましたので、本記事とあわせて楽曲のほうもお楽しみいただけますと幸いです。

新しい朝

 
「新しい朝」
 
作詞:切儚( https://twitter.com/Setsuna_Evgr
作曲:モノオキP( https://twitter.com/bass_suga
歌:モノオキP
 
グッド・モーニング さあ、新しい朝だ
変わりたいって願うだけじゃなく今、変わるんだ
いつの日かこんな自分さえも
愛おしく思えるくらいの毎日を生きていこう
 
朝焼けの頃に目を覚ました
苦手なコーヒーを飲んでみた
平常(いつも)のルーティンを抜け出して
新しい朝を始めた
 
きみがいなくなってもう三日
それでも人生(ひび)は続くと知った
泣き腫らした瞼こすって
そろそろ顔をあげなきゃ
 
窓の外で東の空が色づいていく
ネイビーブルーからオレンジ
大切なものを失ったあとなのに
世界はとても綺麗で
 
グッド・モーニング さあ、新しい朝だ
昨日までの鬱いでた僕はもういないんだ
どんなに年月が流れても
始まりが今日の朝焼けだったことを覚えていよう
 
夢のなかできみを探した
伝えたかったことがあった
ありがとうやごめんじゃなくて
もっと相応しい言葉を
 
だけど目が覚めて気づいたんだ
“夢は起きてる時、見るもんだ”
たとえ間違えてばかりだって
ここから歩き出すんだ
 
消せないなら残していよう
捨てれないならいっそ持っていこう
何もかもを笑って話すには
まだ少しかかりそうでも
 
グッド・モーニング さあ、新しい朝だ
変わりたいって願うだけじゃなく今、変わるんだ
いつの日かこんな自分さえも
愛おしく思えるくらいの毎日を生きていこう
 
…もう朝日が昇る
そうしてまたきみが少し思い出になっていく
戻りたいとは思わない
だけど、絶対忘れない 嗚呼…
 
グッド・モーニング さあ、新しい朝だ
昨日までの鬱いでた僕はもういないんだ
どんなに年月が流れても
始まりが今日の朝焼けだったことを覚えていよう
 
グッド・モーニング 嗚呼、眩しい光だ
遠い空の向こうで朝日が輝き出して
いつの日かこんな自分さえも
きみを愛したように愛したいと強く誓った新しい朝
 
©2021 STAY GOLD RECORDS

制作の裏話

この曲は前作「エンドロール」の続編として制作されました。
 
現在、ぼくはモノオキPと「人生シネマ」というEP(6曲入りのミニアルバム)を制作中で、このEPは全編を通してひとつの物語になるように作っているのですが、「新しい朝」はその2曲目にあたる楽曲です。
 
「エンドロール」が失恋の歌なのに対して、「新しい朝」は失恋から立ち直るということをテーマに歌詞を書きました。
 
とてもキャッチーなメロディで、誰が聴いても「いいな」と思えるものをめざしたつもりです。
 
制作の流れは、まずぼくが歌詞の1番を書いて、それにモノオキPさんがメロディをつけ、そのあと2番以降を作詞する……といった感じでした。
 
ぼくらの作り方は、曲によっては歌詞が先だったり、メロディが先だったり、毎回ばらばらなんです。笑
 
実はメロディがあったほうが歌詞は書きやすいのですが、最近は歌詞が先でも思うように書けるようになってきました。
 
「人生シネマ」の楽曲たちは、まだモノオキPさんの録音環境が悪かった頃にレコーディングしたものなので、音質的に粗いところも多々あります。
 
そのため、YouTubeにはあくまでも「デモ音源」という扱いで公開していくことにしました。
 
EPに収録する正式バージョンは、ボーカルやギターをいい録音環境で録り直して、外注でミックス作業なども頼もうと思っています。
 
今は削り出しの粗いデモバージョンですが、それでも曲に込めた情熱や魂には相違ありません。

歌詞について

失恋からの立ち直り、が今作のテーマではあるのですが、実際問題、その方法って時間が解決する以外にないのですよね。
 
新しい恋をしたからといって、適当な誰かと遊んだからといって、本当に大好きだった人との失恋の傷ってなかなか癒えません。
 
だいたい、恋の終わりってどちらかがというよりは、お互いが傷ついて終わるじゃないですか。
 
それまでの関係を清算するわけですから、振るほうも振られるほうも、どっちも結構つらいもんです。
 
「時間がすべてを癒す」とはよく言ったもので、悲しい出来事が思い出に変わるまで、ゆっくり時間をかけて受け容れていくしかない。
 
であるのならば、この曲の主人公は本当の意味では失恋から立ち直ることができていないことになります。
 
きみがいなくなってもう三日
それでも世界は続くと知った
泣きはらした瞼こすって
そろそろ顔を上げなきゃ
 
たった3日で失恋の悲しみが癒えるはずがないので、この曲の彼は、きっとただの強がりでしかないのでしょう。
 
それでも、落ち込み、泣き続けた3日間のルーティンを抜け出そうと顔を上げ、「夢は寝てる時ではなく、起きてる時に見るもんだ」というパンチラインフレーズ(ぼく自身気に入ってます)を叩き出し、最後には「いつの日かこんな情けない自分さえも、きみを愛したように愛してあげられるようになりたい」とまで決心した主人公は、とても強く、面映い存在だなと感じます。
 
なお、このあとに続く楽曲のなかで、彼の誓いはボッコボコに破壊されるのですが、それはまあ別のお話ということで……。笑
 
ともあれ、ぼくは過去に失恋した時にはわりと引きずってしまったので、「本当はこうありたかったな」という思いをこの主人公に重ねて書いてみました。
 
戻りたいとは思わない
だけど、絶対忘れない
 
失恋って、そんなものですよねえ~(しみじみ)。

まとめ

ここまで、新曲「新しい朝」のお知らせや、制作の裏話などをチラ裏的に綴ってみました。
 
前にも書いたとおり、ぼくはあんまり自分の歌詞の内容や解釈に言及するのが好きじゃないので、なんとも上澄みだけな文章になってしまいましたが……
 
万人に受けるのも大切なのですが、クリエイターとしてはまず、届くべき人に届いたら、刺さるべき人に刺さったら、それが一番かなとも思います。
 
もしこの記事をきっかけに聴いてくださった方で、少しでもよかったよ、気に入ったよと思っていただけたなら幸いでございます。
 
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました! また次回の記事でお会いしましょう!
 
 
 

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