以前レビューしたように、ぼくは部屋でも車のなかでもBluetoothスピーカーはBOSEの「SoundLink Mini Ⅱ」を愛用している。
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しかし、実はぼくはHIP HOPヘッズ。
ブランドとしてはやっぱりbeats by dr.dreが一番好きで、ヘッドホンやイヤホンもbeatsで統一している。
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そんなわけで、Bluetoothスピーカーもbeatsで揃えたくなり、先日Amazonでセールだったのを機に「Beats Pill+」を購入した。
価格は定価で22,800円(税別)。
以前はもう少し高かったのだが(たしか29,800円くらい)、Appleの価格改定の影響で値下げされた模様。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開となっており、ぼくはホワイトを選択した。
外観
まさにシンプル・イズ・ベスト。
無駄がなく、スタイリッシュなデザインは、さすがbeatsの製品といえる。
左から、電源ボタン、再生/停止ボタン(bのマーク)、音量ボタン。
電源ボタンを本体の起動中に押すと、バッテリーの残量を5段階のランプで表示してくれるのでありがたい。
この「Beats Pill+」は、Lightningケーブルで充電をおこなう。
3時間の充電で12時間のバッテリーが駆動する。
また、「Beats Pill+」はモバイルバッテリーとしても使用でき、iPhoneなどを充電することもできる。
これはもしもの時に非常に便利だ。
やはりbeatsはApple傘下のブランドなだけあって、Apple製品との相性が抜群にいい。
音質
beatsというと重低音が強いサウンドというイメージが先行しがちだが、この「Beats Pill+」はクリアで透明感のある音を鳴らしてくれる。
音量をかなり大きくしても音割れしないので、部屋用でも車載用でも十分使えるレベル。
ぼくはこの「Beats Pill+」で大好きなHIP HOPをガンガン聴いている。
ちなみに、写真のなかで再生しているのは、最近「フリースタイル・ダンジョン」などで活躍しているラッパー・DOTAMAの「音楽ワルキューレ2」。
激動する現代の音楽シーンを歌った名曲なので、もしよければ聴いてみてほしい。
音楽ワルキューレ2も収録されているDOTAMAのアルバムがこちら。
DOTAMA ニューアルバム (iTunes)
また、「Beats Pill+」には専用アプリが存在する。
2台の「Beats Pill+」があれば、それらを連動させて音を増幅したり、ステレオ再生やDJプレイをおこなえるという。
ぼくは1台しか持っていないので使えないが、こういう試みは面白いと思うし、もしお金に余裕があれば2台目を購入してみてもいいかと思っている。
beats pill+ (App Store)
BOSE「SoundLink Mini Ⅱ」との比較
最後に、同価格帯のBluetoothスピーカーとして、BOSEの「SoundLink Mini Ⅱ」と購入を迷う人が多いと思うので、その比較を。
このふたつは音質的にかなりの違いがあり、「Beats Pill+」が原音重視のクリアなサウンドである一方、「SoundLink Mini Ⅱ」はBOSEらしい重低音にチューニングされた音作りとなっている。
決してどちらがいい・悪いというわけではなく、むしろそれぞれ個性があってぼくは好きだ。
「Beats Pill+」がオススメなのはこんな人!
・幅広いジャンルの音楽を聴く人
・聴き疲れのしないクリアな音質が好きな人
・iPhoneユーザー
「SoundLink Mini Ⅱ」がオススメなのはこんな人!
・ゴリゴリの重低音が好きな人
・ROCK、R&B、HIP HOP、EDMなどをよく聴く人
個人的には、音質よりもbeatsのブランドに惹かれてしまうので(笑)、最近は「Beats Pill+」をよく使っている。
ステレオ再生やDJプレイが気になっているので、2台目を欲しい気持ちが強くなっているが、お金がないので我慢、我慢……(笑)。
今回のレビューが皆さんのBluetoothスピーカー選びの参考になれば幸いです。