iPhone 6sに機種変更してから、どうにもバッテリーの持ちが悪いように感じる。
朝仕事に出て、夜帰ってきたらもう30%くらいしか残ってないこともざら。
前の機種(iPhone 6)のほうが持ってたんじゃないかと思うシーンも多々ある。
ネットでバッテリー節約術を調べたりして、いろいろ実践してみても、そこまで大きな改善には至らず。
このままでは安心してポケモンGOができない……! と思っていた矢先、弟から誕生日プレゼントとして、この「iPhone 6s Smart Battery Case」をもらった。
価格は11,800円(税別)。結構高い。

余談だが、一緒に添えられていた手紙がこちら。兄がこのブログにアップすることを見越してか、実名の記載は一切なし。
こいつ、やりよる……!(笑)
ちなみに、文章中のリザードンLv.100のくだりは、小学生の頃「ポケモン赤」でぼくがLv.100まで育てあげたリザードンのデータを弟に消されたというくだりから。
ポケモンGOにはモンスターのレベルシステムは存在しないが、当時弟は未プレイだったので悪しからず。
※追記:その後、彼もガールフレンドと一緒にポケモンマスターへの道を歩みだしました
閑話休題。
それでは、この「iPhone 6s Smart Battery Case」のレビューを紹介する。
装着方法

ケースの装着は、iPhone本体をこんなふうにグニャッと差し込む感じ。
最初は壊れないかドキドキしたが、数回出し入れをしてみた結果、シリコン製のケースなので多少力を入れても大丈夫そう。
外観

オモテ面。
こういったバッテリーケースの類はLightning端子から本体に電力を供給するので、どうしても縦に長くなってしまう。

ウラ面。
バッテリー搭載のため、背面が亀の甲羅みたいにボコッとしている。
このデザイン、もうちょっと何とかならなかったのだろうか……。
Appleらしくないし、お世辞にもカッコイイとは思えない。

側面。
もう一度書くが、このデザインは本当に何とかならなかったのだろうか……。

底面。
三たび書くが、このデザインは(以下略
底の部分には、写真のとおりLightning端子とイヤホン端子用の穴が空いている。

バッテリーケース自体もLightningケーブルで充電できるのは、さすが純正品といったところ。
サードパーティ製のバッテリーケースだとmicroUSB端子ばかりなので、これだけでも利便性は高い。

また、本体が縦に長くなったせいで、イヤホン端子の奥行きが深くなってしまっている。
ストレートタイプのイヤホンジャック(iPhone付属の「EarPods」やbeats by dr.reの「urbeats」)なら問題なく挿さるが、L字型のものは軒並み挿さらない。
購入を考えている方は、そのあたりの注意が必要だろう。
【あわせて読みたい】
いいところ
①:ケースのバッテリー残量がiPhoneから確認できる

通知センターの「バッテリー」カテゴリに、このケース自体のバッテリー残量も表示される。
これはさすが、純正品ならでは。
②:煩わしいケーブルやモバイルバッテリーを気にしなくていい
モバイルバッテリーの類は、本体やケーブルなどを併せて持ち運ぶ必要があるので煩わしい。
このSmart Battery Caseなら、ケース感覚でiPhoneに装着し、手軽に持ち運べるので便利だ。
いまいちなところ
①:ケースに埃が付着する

写真からは見えづらいかもしれないが、シリコン製ゆえか、ポケットに入れていると埃がよく付着する。
これは気になる人は気になるだろう。
②:重い
このSmart Battery Case自体の重量はおよそ100g。iPhone 6s本体とあわせると結構な重さになる。
そのため、ずっと手に持っているとやや疲れてくる。
また、大きさもあって、ポケットのなかに入れていてもずっしりと感じるものがある。
仕様上、仕方のないことだとは思うが……。
③:電力供給がオン/オフできない
このSmart Battery Caseには電力供給のスイッチが搭載されていない。
つまり、ケースを装着した瞬間から強制的に充電が始まり、iPhoneがフル充電の状態でも引き続き電力が供給され続けてしまう。
満充電の状態で、さらに充電しながらiPhoneを操作するのは、バッテリーに大きな負荷をかけることになる。
ただでさえバッテリー持ちが悪いiPhone 6sなので、このケースを常時装着したまま使用するのは危険かもしれない。
ちなみにぼくは普段ケースを外してリュックのなかに入れておき、本体のバッテリーがなくなってきたら装着するようにしている。
総評

高価なうえ、奇天烈なデザインを含め使い勝手が悪い点も多々あり、自腹ではおそらく買わないアクセサリだと思う。
しかし、リュックのなかに入れておくとやはり安心感があるので、ぼくはかなり気に入っている。
こういう、自分では買わないけどもらったら嬉しいものこそ、プレゼントとしてもってこいだと思う。
特に男性に喜ばれること請け合いなので、本記事が女性読者のプレゼント選びの参考になったのなら嬉しい。