新しいiPadの発表を受けて思ったこと ~これからはハードではなくソフト!~

こんにちは、ひろりんです!

先日、新しいiPadシリーズが発表されましたね。今回から無印iPadもホームボタンが廃止され、フルスクリーンデザインになりました。一方で、iPad Proは外観的には大きな変化もなく、M2チップ搭載など、スペックの向上に留まった印象です。ぼくは現在iPad Pro 12.9インチ(第5世代)を使用しているのですが、そこから何十万円もかけて買い替えるほどの魅力は感じられなかったので、今回はスルーしようと思います。

新しいiPadの正直な感想

ぶっちゃけていうと……(ハード的には)つまらないアップデートでしたね。Appleがわざわざ発表会をおこなわず、公式サイトだけでの告知になったことも頷けます。無印iPadがフルスクリーンになることも、iPad Proの新型が毎年出ることも、いろんなところで予想されていたことですし、事実、ほとんど予想やリーク通りのアップデートになっていました。個人的には「うおおお、欲しい!!!」となるものはなかったです。

一番納得がいかないのは、無印iPadに明らかな妥協が見られる点。充電端子はUSB Type-Cに変更されたのに、使えるApple PencilはLightning端子搭載の第1世代って……アダプタがあるとかそういうのはどーでもよくって、単純に美しくないし、ユーザーにとっても不便でしょう。おそらくコスト面での苦肉の策だと思うのですが、やはりいまのAppleは、かつての“最高”を追求する企業ではなくなったのだと改めて思わされました。

【参考】新iPad、Apple Pencilの「仕様」にツッコミ相次ぐ とある変換アダプターが話題に(ITmedia)

これからはハードではなくソフト!

iPhoneやMacもそうですが、最近のApple製品は、もはや頻繁に買い替える必要性を感じなくなっています。現在予約中のiPhone 14 Pro Maxもまだ入荷していませんが、いま使っているiPhone 12 Pro Maxでもぶっちゃけ何も不満がなく……スマホやタブレット、PCはスペック的に頭打ち感があり、最近は円安の影響で軒並み製品が値上げされているので、昔みたいにぽんぽんと買い替えられなくなってしまいました。

では、我々はもうガジェットは楽しめなくなったのか?というと、そういうことではないとも思っていて、ぼくは「楽しみ方が変わった」という解釈でいます。昔のようにハードを楽しむ時代は終わりを迎え、これからはソフト(OS)であったり、アプリであったり、あとは“そのガジェットを使って何をするか”を楽しむ時代になったのかなと思っています。

たとえば、今朝リリースされたiPad OS 16.1。「ステージマネージャー」や「iCloud共有写真ライブラリ」など、面白い機能がいくつか追加されました。ぼくも先程アップデートしたばかりで、まだ触りきれていないのですが、この先、気になる機能があればまた記事で紹介しようと思っています。

【参考】「iPadOS 16.1」が配信開始、どんな機能が追加された?(ケータイWatch)

また、ぼくは最近ギターを始めて音楽活動をしているのですが、譜面の管理やレコーディングなどで、以前よりもMacやiPadに触れる機会が増えました。GarageBandで音楽を作ったり、iMovieで動画制作をしたりと、これまで使いこなせなかった機能を少しずつ触りだすようになりました。これらの機能は、常に最新のハードを持っていなくとも楽しめます。もちろん処理速度などは変わるでしょうが、逆に言えば、作業に不満を感じるようになった時が買い替え時だと思えばいいのです。

お恥ずかしい話ですが、ぼくはいままでろくすっぽ使いこなせもしないまま、ぽんぽんと最新ハードに買い替えていたのだなあと思い知らされます。いま手持ちのガジェットたちでも、使いこなそうと思えば膨大な時間がかかるハズ。ぼくは最新ハードに買い替えることを通して、所有欲を満たしたいという意識が強かったのだと思いますが、そろそろそのフェーズから脱却しないとなと日々思わされています。

ともあれ、これからは間違いなく、ハードではなくソフトを楽しむ時代! 当ブログも最新機種の購入報告などは減ってしまうかもしれませんが、そのぶんOSの新機能だったり、アプリのレビューだったりをお届けしていけたらなと思っています。とりあえず今夜、さっそくiPad OS 16.1をいじくってみます~!

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました! また次回の記事でお会いしましょう!

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